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10月 01, 2016
木村ハルヨ物語0 〜プロローグ〜
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二胡をはじめて、二胡奏者として、プロとして、何年経ったのだろう。

 

 

最初から密かに決めていたのは、二胡の先生にはならないこと。

演奏だけで食扶持を稼ぐこと。

 

それが実現できて、いろんなことはあるけれど、でも日々幸せに過ごせている奇跡の毎日。

 

でも。

 

日々が音楽のこと、次のステージのことで頭がいっぱいで、これまでのことをちゃんと振り返ったことがないことに気が付いた。

 

ちゃんと残しておきたい、と思った。

 

 

だっていつ死ぬかわからないもの。

 

 

 

そして。

 

たかが、いち二胡奏者の半生だけれど、まあまあ面白い人生なんじゃないかなと思えている。

 

 

いいこともあったし、嫌なこともあった。

 

素晴らしい出会いと、そうではない出会いがあった。

 

とてもしんどい時期もあるけれど、人と情報の断捨離も悪いことではないと気づいてからは生きるのが少し楽になった。

 

 

その時々に大切な人物に出会い、仲間に恵まれ、そして運の強さと直観を大事に自ら道を切り開いてきた。

 

美味しい店を見つけるのが得意なのと同じく、私は人や場所にも鼻が利くと信じている。

 

いまだに2.0から下がってない(はず)視力の良さも関係しているのではないかと自分では思っている。

 

 

 

そして、いろんな繋がりが繋がりを呼んで、驚くことに、インドにも縁ができた。

 

 

不思議な感覚。

我が人生ジェットコースター。

青天の霹靂。

時の流れに身をまかせ。

 

 

そういえばずっと、来年はどこで何をしているかわからない、といつも感じて来た。


自分を別の自分が俯瞰で眺めている感覚が小さい頃からあった。

 

 

どうやって音楽を生業としてきたのか。

 

何を大切にしていて、日々何を思っているのか。

 

そして二胡をはじめたきっかけは。

 

 

そう、この二胡との出会いについてはこれまで二万回くらい質問を受けた気がする。

 

いつもは簡単に「母の友人からたまたま二胡をもらったんです」と答えてきたが、

今度からは「これを読んでください」と言えるよう、

このあたりで私と二胡と音楽にまつわることを詳しく書き記してみようと思う。

 

 

 

ここ、インドの南、バンガロールで。